スーツケースを送る

旅行や出張の行き帰りに大きなスーツケースを持って歩くと、移動だけでくたくたに疲れてしまいます。

 

大きなスーツケースは宅配便で送って、身軽に旅行を楽しみたいですよね。

 

ですが、スーツケースを送る場合の料金が高いと迷ってしまいます。

 

そこで、この記事では、安い宅配便の紹介、梱包方法、コンビニ・ホテル・空港・海外からスーツケースを送る方法について、まとめています。

 

 

スーツケースを送る料金。安い宅配便業者は?

 

まずは、宅配業者の大手3社、クロネコヤマト、佐川急便、ゆうパックでスーツケースを送った場合の、料金を比較してみました。

 

 

スーツケース専用の宅配サービスはある?

クロネコヤマト、佐川急便、ゆうパック、いずれもスーツケース専用のサービスというのはありません。

 

  • 通常の宅配サービス
  • 自宅から空港へスーツケースを送る空港宅配サービス
  • 自宅からレジャー施設へスーツケースを送る宅配サービス
  • 自宅と宿泊施設との間でスーツケースを往復で配送する往復配送サービス

 

以上の3種類のサービスを利用してスーツケースを送ることになります。そのほか、大型のスーツケースは料金が少し割引になるサービスなどもあります。

 

これらのサービスについては、あとのトピックであらためて解説します。

 

 

宅配便の料金システム

宅配便の料金は基本的に、送る荷物のサイズと運送距離によって決まります。

 

サイズは、スーツケースの「縦×横×幅」の3辺を計測して、合計してください。その数値が「荷物サイズ」になります。

 

たとえば、「縦65cm×横46cm×幅28cm」のスーツケースのサイズは、134となります。

 

注意点。スーツケースは、容量で判断せずに必ず外寸を測って

スーツケースのサイズは容量を表す「リットル」で表記されるのが一般的ですが、外寸はメーカーによってさまざまです。

 

容量が10リットル近く異なっているのに外寸がほぼ同じだったり、逆に外寸がはっきり異なるのに容量の差は小さかったりします。スーツケースを送る場合は、容量の大小で判断せずに、実際に外寸を測るようにしてください。

 

 

クロネコヤマトの料金例

クロネコヤマトでは3辺合計が160cm、重量25kgまでの荷物の輸送が可能となります。

 

スーツケースのサイズは、小型のものだと100サイズから、90リットルを超える大型のものでも160サイズ未満に収まることが多いので、その範囲の料金を一覧にしました。

 

  関東 − 関西 関東 − 中国 関東 − 北海道
120サイズ 1,512 円 1,620 円 1,836 円
140サイズ 1,728 円 1,836 円 2,052 円
160サイズ 1,944 円 2,052 円 2,268 円

 

クロネコメンバーの会員の方は、上記の料金から10〜15%が割引になります。

 

サイズが160cmまたは25kgをオーバーするスーツケースの場合は宅配便ではなく、「ヤマト便」に依頼することになります。

 

このほかクロネコヤマトでは、

 

  • ゴルフ宅急便
  • スキー宅急便
  • 往復宅急便
  • 空港宅急便

 

などのサービスでも、スーツケースの配送を取り扱っています。

 

 

佐川急便の料金例

佐川急便でスーツケースを送る場合は、すべて140サイズ、20kgの料金が適応されます。

 

  関東 − 関西 関東 − 中国 関東 − 北海道
140 1,674円 1,782円 1,998円

 

 

ゆうパックの料金例

ゆうパックは、3辺合計170cm、重量30kg以内のスーツケースを送ることができます。

 

  関東 − 近畿 関東 − 中国  関東 − 北海道
120 1,500円 1,610円 1,720円
140 1,720円 1,830円 1,930円
160 1,930円 2,040円 2,150円
170 2,250円 2,360円 2,460円

 

ゆうパックでは、

 

  • ゴルフ・スキーゆうパック
  • 空港ゆうパック

 

を利用してスーツケースを送ることもできます。その場合、120サイズ以上のスーツケースはすべて140サイズの料金になります。

 

 

3社の利用料金をまとめてみると……

単純比較すると佐川急便がもっとも料金が安いですね。

 

140サイズ以下の小型スーツケースを送る場合は高くついてしまいますが、大型スーツケースであれば佐川急便が安いです。

料金の安い順番

上記の順番になります。ただし、関東から北海道までの場合は、クロネコヤマトよりもゆうパックのほうが、少しですが料金が高くなってしまいますので、必ずしもゆうパックのほうがお得とはいえません。

 

少し面倒でも、各社の料金表を確認してから選ぶとよいと思います。

 

 

関連記事

安い料金で荷物を送る方法

 

 

スーツケースを送るときの梱包・カバー

スーツケースはそれ自体が荷物を梱包する機能を持ったものなので、梱包しなくても送ることが可能です。

 

ただ、それだと輸送中にすり傷や汚れがついたり、天候が悪い日は雨にぬれることもありますので、気になる方はスーツケース用のカバーを利用するのがおすすめです。

 

ネットショップでは、「スーツケースカバー」や「キャリーカバー」で検索すると、いろいろな商品を見ることができます。

 

スーツケースの本体をぴったりと覆うような形状になっており、取っ手とキャスターは外に出せるようになっているので、カバーをかけたまま普通に運ぶことが可能です。

 

価格は、1,000円〜2,500円くらいが相場のようです。デザインもさまざまなので、お気に入りのカバーを探すのも楽しいですね。

 

安くすませたい方は、透明のゴミ袋などですっぽりとスーツケースを包んでもOKです。

 

スーツケースの梱包やカバーには、特に決まりや規定はありません。

 

 

コンビニからスーツケースを送る

コンビニと提携している宅配業者は、「クロネコヤマト」と「ゆうパック」の2社になります。コンビニによって取り扱っている宅配便が分かれるので、注意しましょう。

 

クロネコヤマトを利用可能 ゆうパックを利用可能

セブンイレブン
ファミリーマート
デイリーヤマザキ など

ローソン
ミニストップ
セイコーマート など

 

佐川急便はコンビニからできません。佐川急便で送る場合は営業所に持ち込むか、集荷サービスになります。

 

 

セブンイレブン

  • 宅急便
  • スキー宅急便
  • ゴルフ宅急便
  • 空港宅急便
  • 往復便

 

などのサービスを利用することができます。レジで送り状をもらい、記入してください。元払い、着払い、両方利用することができます。

 

利用できる割引

○コンビニの持込み割引……100円
○複数口割引……1個につき100円
×クロネコメンバー割

 

複数口割引は、同じ宛て先に2個以上発送する場合に適応される割引です。複数ある場合には便利です。

 

支払い方法
  • 現金
  • クレジットカード
  • 楽天Edy・QUICPay・ID・SUICA・nanacoなどの電子マネー
  • クオカード

 

セブンイレブンは支払い方法の選択肢が多いのがメリットです。

 

 

ファミリーマート

ファミリーマートでスーツケースを送る場合も、

 

  • 宅急便
  • スキー宅急便
  • ゴルフ宅急便
  • 空港宅急便
  • 往復便

 

などのサービスを利用することができます。レジで送り状をもらってください。元払いも着払いも利用可能です。

 

利用できる割引

○コンビニの持込み割引……100円
○複数口割引……1個につき100円

 

支払い方法

ファミリーマートの支払いは現金だけ利用することができます。

 

電子マネーやクレジットカードなど、現金以外の方法は利用することができません。

 

 

ローソン

  • ゆうパック
  • ゴルフ・スキーゆうパック
  • 空港ゆうパック
  • 往復便

 

ローソンが提携しているのはは日本郵便ですが、送り方はクロネコヤマトと同じです。レジで送り状をもらって記入し、利用料金をレジに支払えばOKです。

 

利用できる割引

○コンビニの持込み割引……100円
○複数口割引……1個につき60円
○同一あて先割引……1個につき60円

 

ゆうパックの複数口割引はクロネコヤマトよりも安く、1個につき60円です。

 

同一あて先割引は、1年以内に同じ宛て先にもう一度ゆうパックを送る場合に、1個につき60円が割引になるサービスです。前回ゆうパックを送ったときの控えが必要です。

 

支払い方法
  • 現金
  • クレジットカード
  • 楽天Edy・Suica・PASMOなどの電子マネー
  • クオカード

 

 

ミニストップから送る

  • ゆうパック
  • ゴルフ・スキーゆうパック
  • 空港ゆうパック
  • 往復便

 

ローソンと同じく、上記のサービスを利用することができます。レジで送り状をもらって記入し、利用料金をレジに支払ってください。

 

利用できる割引

○コンビニの持込み割引……100円
○複数口割引……1個につき60円
○同一あて先割引……1個につき60円

 

支払い方法
  • 現金
  • クレジットカード
  • 楽天Edy・Suica・PASMOなどの電子マネー
  • クオカード

 

同じ宅配業者でも、コンビニによって支払い方法などが異なる場合もある

コンビニでの支払い方法

 

荷物を送る方法はこちらの記事でも紹介しています。

 

ホテルへスーツケースを送る。ホテルからスーツケースを送る

ホテルにスーツケースを送る場合は、通常の宅配サービスをそのまま利用して送ればOKです。

 

集荷を依頼するか、または営業所、コンビニに持ち込んで、宿泊予定のホテル宛てに送ります。手順は、家族や友人に宅配便を利用する場合とまったく同じですね。

 

ただ、注意したいのは、宛名を「○○ホテル フロント気付」とすることです。このように書くことで、ホテルではなく、宿泊客のものであることがわかります。

 

ホテルから自宅にスーツケースを…という場合は、フロントに荷物を持ち込んで宅配便を利用したい旨を伝えてください。自宅宛ての送り状を作成して、スーツケースをフロントに預けたら、それで手続きは完了です。

 

通常の宅配サービスで送ることができますから、クロネコヤマト、佐川急便、ゆうパック、どのサービスも利用することができます。

 

 

往復宅配便

クロネコヤマトや福山通運では、往復宅配便のサービスを取り扱っています。

 

ホテルへ送る際に、一緒に帰りの便も申し込むことができるサービスで、送り状を2回作成する手間がはぶけるうえ、行き・帰りで合計200円の料金割引が適応されます。

 

 

空港へスーツケースを送る。空港からスーツケースを送る

旅行へ行く際に、先にスーツケースを空港に送っておく、また、帰りには空港から自宅へスーツケースを配達してもらう。

 

これは空港宅配サービスと呼ばれます。

 

とても便利なサービスですが、残念ながら現在の利用は、基本的に成田空港など、大きな空港がメインです。

 

成田空港、羽田空港、関西国際空港、伊丹空港の、主要4空港で利用することができる空港宅配便は、以下のとおりです。

 

空港 利用できる宅配サービス
成田空港
  • クロネコヤマト 空港宅急便
  • 日本郵便 空港ゆうパック
  • 佐川急便 空港手荷物宅配サービス
  • JAL 手荷物宅配サービス
  • ANA 空港宅配サービス
  • JALABC 空港宅配
  • ケイティーシー・ロジ QLライナー
羽田空港
  • クロネコヤマト 空港宅急便
  • 日本郵便 空港ゆうパック
  • 佐川急便 空港手荷物宅配サービス
  • JAL 手荷物宅配サービス
  • ANA 空港宅配サービス
  • JALABC 空港宅配
  • ケイティーシー・ロジ QLライナー
関西国際空港
  • クロネコヤマト 空港宅急便
  • 日本郵便 空港ゆうパック
  • JAL 手荷物宅配サービス
  • ANA 空港宅配サービス
  • JALABC 空港宅配
伊丹空港
  • クロネコヤマト 空港宅急便
  • 日本郵便 空港ゆうパック
  • JALABC 空港宅配

 

 

海外へスーツケースを送る。海外からスーツケースを送る

海外旅行するときは荷物も多くなりがちですから、重いスーツケースを持ち運ばなくて済むなら楽ですよね。

 

海外にスーツケースを送ってくれる業者、そして逆に、海外からスーツケースを送ってくれる業者は、以下のとおりです。

 

 

海外へスーツケースを送る場合に利用することができるサービス

 

クロネコヤマト
留学宅急便

  • サイズは120〜160まで
  • インターネットから申し込み
  • 支払いは、クレジットカード、コンビニ払い、電子マネー、ネットバンキングなど
  • 申し込みの翌日から集荷可能

日本郵便
EMS

  • 重量は30kgまで
  • 郵便局の窓口へ持込み
  • 送り状は英語、フランス語または現地で通じる言語で作成

佐川急便
飛脚国際宅配便

  • 260サイズ、50kgまで
  • 佐川急便の元払い送り状のほかに、英語の送り状が必要

 

海外の場合、クロネコヤマトのサービスは国際宅急便がよく利用されますが、スーツケースのような身の回り品は関税が発生する可能性があるため、こちらの留学宅急便がおすすめです。

 

 

海外からスーツケースを送る場合に利用することができるサービス

YAMATO TRANSPORT U.S.A.
国際宅急便

  • クロネコヤマト米国支店のサービスです
  • 60サイズ(2kg)〜160サイズ(25kg)まで
  • アメリカまたはカナダからの荷物のみ
  • 取扱店で送り状をもらい、記入したら取扱店に持ち込む

米国日本通運
ジェットパック(輸入)

  • 欧米、アジア各国など25カ国で取り扱っています
  • ただし、取り扱い地域が限定されるため、ホームページで確認が必要
  • 申し込みは、日本通運の国際航空輸送営業窓口に、Webまたは電話で
  • 申込書、同意書、パスポートのコピーなどの必要書類をダウンロードし、荷物と一緒に窓口に預ける